
一般財団法人日本マルタ文化交流協会(会長・浜岡勤)は、令和4年7月30日、東京プリンスホテル Garden Islandsで開催された「第11回納涼会 -ふるさと応援チャリティ-」(主催:関東鹿児島県人会連合会)にマルタ共和国駐日大使のアンドレ・スピテリ氏と共に参加した。
この行事は、1年に1回行われるものでチャリティー費用は鹿児島県に寄付されているもの。オープニングは松山真寿美さんによるアルトサックスの演奏で幕を開け、竹之内康一・関東鹿児島県人会連合会副会長の開会の辞、原口悟郎同連合会会長の挨拶に続き、鹿児島県出身の空手歌手 前田留美さん、和田明さんのジャズ、松山真寿美さんによる演奏・歌謡ショーが行われた。
そして、お知らせタイムの時に、浜岡会長が登壇し、アンドレ・スピテリ大使を紹介。大使は大阪大学で日本語、立命館大学で国際関係論を学び、マルタ共和国に帰国後、故・安倍晋三総理がマルタ共和国に訪問した後、大使として渡日したことや、マルタ領事館が大使館に格上げされたエピソード、日本海軍とマルタの関係や文化などについて言及し、日本とマルタ共和国がいかに親密であり、西ヨーロッパ諸国のなかでも親日国であることを強調した。そして、鹿児島県とマルタ共和国における文化交流を望むと述べた。



続いて、奄美三味線の演奏や歌謡曲、おはら節の踊りがあり、会場は宴もたけなわになり、アンドレ・スピテリ大使も踊りの輪に加わって、小さな国際親善が進んだ。
最後に岩元定幸関東鹿児島県人会連合会幹事長が閉会の挨拶を務め、幕を閉じた。